こんにちは。
いつも土曜社の動向にご注目いただき、ありがとうございます。
きょうは、余談からはじめます。
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思えば、遊ぶことが仕事だったころ――、
小学校で、国語の先生が日記を毎日続ける秘訣を教えてくださいました。
先生いわく、
ときに「特になし」と書く日があっても構わず日記を続けること、
とのことでした。
そして先生は、付け加えて、有名なルイ16世の日記について話されました。
1789年7月14日、バスティーユ監獄襲撃によりフランス大革命が勃発。
その日、ルイ16世が日記に記したのは、たった一言だった。
すなわち、「何もなし」と。
なのであるから――、
きみたちも、「何もない」日を恐れることなく日記をつけなさい、という先生の教えだったわけです。
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現代の日記といえるブログを続けるにあたって、小学校の先生の教えが思い出されたという余談でした。
さて、つい今しがた、土曜社版『日本脱出記』を責了しました。
奇妙な巡り合わせと期待をのせて、これから印刷・製本に入ります。
追伸、
大震災で、とんでもない事態が起こっています。
非常時ですが、常識を保っていこうと思います。