渋谷のパルコで、「コリャ面白い」

こんばんは。

 

 

さて、リブロ渋谷店の名物企画「著名人の本棚」で『日本脱出記』が紹介されています。

 

今回の「著名人」は作家の奥泉光さんで、「この文体はとにかく面白い」という3冊の一つに『日本脱出記』が挙げられています。

 

厳密にいえば、奥泉さんの本棚の『日本脱出記』は、土曜社版ではなく岩波文庫版らしいのですが、こういう「はみ出し」は嬉しいかぎりです。

 

◉リブロ 渋谷店(「奥泉光さんの本棚」)
◉リブロ 渋谷店(「奥泉光さんの本棚」)

 

隣りで「コリャ面白い」と見えるのは、『福翁自伝』です。

 

福沢諭吉の『福翁自伝』は、いまも慶應義塾の新入生に全員配布されているそうです。それだけでも毎年数千の若い読者を獲得し続けているはずの、自伝文学の恐るべきベストセラーですね。

 

「この文体はとにかく面白い」のもう一冊は、勝小吉の『夢酔独言』です。

 

 

他にも、奥泉氏による衒いのないストレートなコメント付きで、興味深い本が多数展開されています。

 

選書リストも配布中です。

本を読んで「コリャ面白い」と膝を打ちたい方に、おすすめします。