おはようございます。
土曜日の朝です。
*
さて、「朝日新聞」(9月24日朝刊)に、『日本脱出記』が登場しました。
別刷りの、「再読 こんな時こんな本」という記事です。
書店で確かな一ジャンルを形成する「獄中記」について、朝日新聞の坂本哲史記者が三省堂書店・福澤いづみ氏に聞くというレポートです。
「疑惑の総合商社」とささやかれた元代議士とホリエモンの話題から切り出される記事もおもしろいので、ぜひご覧ください。
*
小さく出版業をいとなむ弊社は、書店の応援があって、なんとか立ち行きます。
大手出版社と違って、新聞広告も営業部隊も、見計らい配本もありません。
(自社ビルや管理部門もない分、ぐっと身軽ですが。)
書店がみずから情報を見つけて、注文書を Fax してくれて、はじめて、土曜社の本は読者をめがけて流通に乗るわけです。
『日本脱出記』は、4月発売当初の109店から235店へ、取り扱ってくれる書店も増えています。
店の数はそのまま、少なくみても235人の書店員が本書を手にして、売ってくれているということです。
でありながら、訪問すらしていない書店やお会いできていない書店員の、なんと多いことか。
今回の「朝日新聞」登場を励みに、この秋は、もっと書店のことを知りたいと思います。