名古屋の書店をめぐる

こんばんは。

 

さて、きょうは名古屋の書店をめぐり歩きました。

 

新年早々ということで、遠慮がちにうかがったのですが、各書店で温かく迎えてくださいました。

 

 

名古屋といえば、大杉栄にも縁浅からぬ地。 

 

大杉家の先祖は、織田信長の家臣団につらなり、のち土着し、いまの津島市で庄屋をしていたそうです。

 

また大杉は、父の陸軍勤務にともない越後新発田で成長しますが、未来の陸軍元帥をこころざし、その本籍地である名古屋陸軍幼年学校にすすみます。

 

くだって大杉事件(いわゆる甘粕事件)でまき添えをくった甥の橘宗一少年は、ひっそりと名古屋中心部の覚王山日泰寺に葬られ、いまも9月16日の命日には鎮魂祭がとりおこなわれるそうです。

 

* 

 

そんなわけで、名古屋では、心なしか大杉栄の本の売れ行きも好調です。

ウニタ書店へ続く階段。
ウニタ書店へ続く階段。
ウニタ書店の棚。人文書に特化している。
ウニタ書店の棚。人文書に特化している。
ちくさ正文館の玄関。高い窓から光がさしこみ、気持ちよい。
ちくさ正文館の玄関。高い窓から光がさしこみ、気持ちよい。
ちくさ正文館の棚。なぜか頭が整理される気がする。そのすごさの一端は、石橋毅史著『「本屋」は死なない』に詳しい。
ちくさ正文館の棚。なぜか頭が整理される気がする。そのすごさの一端は、石橋毅史著『「本屋」は死なない』に詳しい。
ジュンク堂書店名古屋ロフト店。幸徳秋水と大杉栄と大川周明。
ジュンク堂書店名古屋ロフト店。幸徳秋水と大杉栄と大川周明。