さて、新刊『獄中記』が、各地の書店で展開されています。
まず渋谷の書店を8つ、写真とともにご紹介します。
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写真をご覧いただく前に、書店という空間について、一つ引用させてください。
図書館や書店は、その空間自体が「読書する」なんですよ。/ゴシックの教会は「立体化された聖書」だと言われますよね。密教寺院は「読むマンダラ」ですよね。図書館も書店も、本来はそういうものです。(松岡正剛『多読術』より)
仕事や暮らしで、書店に通うゆとりを失い、本を読む習慣自体をあきらめている方もいるのではないでしょうか。
かくいう当ブログの筆者も、日常の雑事にかまけて、机にむかって本をひらくことなく、ベッドの上で数ページをめくるだけという日が増えています。
書店に通うことが読書のうちであるなら、書店に通うことを本業にしている自分は、なんとも恵まれています。
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本をひらくような気持ちで、ぜひ書店に出かけてみてください。
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