おはようございます。
さて、8/4(土)の坂口恭平コンサートのお知らせです。
急遽きまったコンサートでして、チケットの先行予約も、あわただしく昨夜の21時から開始しました。
思いのほかアクセスが集中し、予約サイトが数回ダウンするなど、やきもきされた方もいるのではないでしょうか。ごめんなさい。
けさは、サイトも回復しています。
全席自由席ですが、当日は19:00から予約の順にご案内します。
坂口さんの歌を唾が飛んできそうな至近距離で聴きたい方や、中2階のバルコニー席から貴賓のようにゆったり観覧することをご希望の方には、早めのご予約をおすすめします。
すでにご予約いただいた方には、順に整理番号をメールでお知らせしていきます。
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今回のコンサートを楽しい一夜にすべく、いろいろ工夫をしています。
工夫といっても堅苦しいものではありません。
むしろ根本にたちかえり、要らないものは捨て、軽くなる方向です。
坂口恭平さんがいて、熱心な聴き手がいればそれでいいじゃないかと。
代理店もプロモーターもいれず、できるだけ自分たちでやってみます。
周囲に吹聴いただくなど、ご協力をいただければ幸いです。
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コンサートの特徴を3つほどあげてみます。
① 来場者1,000人があつまること(実際の会場は、739席です)
人が多くあつまることで、入場料を安く抑えることができるという発想です。
目の前にいるひとりの個人に対するときも、全国放送のテレビに出演するときも、同じように全力で物事を伝えようとする坂口さんなので、入場料は1000分の1で済み、効用はちゃんと「1サカグチ」分かなと。
坂口恭平の言動に注目しているという共通項をもちつつ、気の合いそうな同時代(世代じゃなく)の仲間をみつけるにも、会場は広いほうがいいだろうと考えました。
コンサートは90分と短い時間ですが、そのあと、アフターパーティも企画しています。
みんなでぞろぞろと、ふたつの会場を移動するなど、夏の思い出づくりと友達づくりの一夜にしたいとおもいます。
② 歌手・坂口恭平はじめてのソロコンサート
坂口さんは数十年後の自身について、「街角で三味線を弾いて歌う、わけのわからないおじいさん」と話すことがあります。
ギターをもって路上に出れば毎日1万円を稼ぐことができるということが、彼の経済を、もっとも小さくまとめたすがたなのだろうとおもいます。
20代のころ渋谷を主戦場に街の一角で歌っていたという坂口恭平が、総理就任後、同じ町のコンサートホールに帰ってくる――そんな筋立てもお楽しみください。
③ 渡欧を3日後にひかえた歴史的な夜に
「いま日本でいちばん忙しい男」といってよいほど今年前半の坂口さんは、多忙をきわめました。
本を出版し、取材をうけ、テレビに出演し、主演映画の舞台あいさつをし、地方の会合に呼ばれて話をする、というふうです。
さらにこの間、新作アルバム「Practice for a Revolution」(8月1日発売予定)の録音もおこなうという半神半馬の超人ぶり。
駆けまわる坂口さんの動きを、ぼくたちは自由なラジオを聴くかのように、ツイッターで見守ってきました。
そんな坂口さんが、この8月から秋にかけてヨーロッパにいってしまったら、日本に残るぼくたちはたぶん、えもいわれぬ寂しさを感じるんじゃないでしょうか。
すごい速度で駆けぬけた男がいた、と。
そして10月にヨーロッパから帰ってくる坂口さんは、いまの地点から跳躍を果たした、もっとちがう坂口さんだと思うんです。
というわけで、8/4(土)のコンサートでは、今年前半にたくさんの学びや楽しい思い出をもたらしてくれた坂口恭平さんを、ヨーロッパへ見おくる壮行会も兼ねておこないたいとおもいます。
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毎日いろいろありますが、当日を楽しみにしていただければ幸いです。