おはようございます。
あすからの三連休に、心を弾ませている方も多いのではないでしょうか。
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さて、ここ数日「読書メーター」というサービスに注目しています。
読書メーターに参加するのは簡単です。
フェイスブックやツイッターと連動させるだけで、プロフィールや写真を用立てする手間もはぶけます。
あとは読んだ本を記録して、自分の読書録を人から見られることを意識したり、人の読んでいる本からその傾向を読みとくことも自在――楽しみ方は自由です。
図書室で同じ本に手をのばして、アッと赤面するような、青春学園さながらの展開もあるかもしれません。
なにしろ「友をみれば人が分かる」といわれるように、読書というのは裏切らない一生の友だちですから。
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ひとつ特筆すべきは、出版社の人気番付もみられること。
- 東京創元社 2447人
- 早川書房 2097人
- 国書刊行会 816人
- 角川書店 625人
- PHP研究所 382人
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(番外)土曜社 2人
登録されている版元が一部にとどまることや、ミステリ系に偏りがみられることを踏まえても、非公開企業がほとんどの国内出版業界で、こうした番付がみられるのがおもしろい。
土曜社の2人のうち、1人は筆者なのが、なんとなく気恥ずかしいことではあります。
出版社をはかる基準は、いくつかあります。
- 売上高でいうなら、講談社。
- 刊行点数も、講談社。
- 読者の人気は、新潮社。「ダヴィンチ」調べ。古い記憶です。
- ISBNでみると、00番の岩波書店。01番は旺文社、02番は朝日新聞出版と続く。「978-4-」で始まるナンバーで、古参ほど若い番号になります。ちなみに土曜社は、9905587番です。
- 初任給では、福音館書店。
- 問屋への卸率は、某社。いわゆる出し正味のこと。老舗と新参のあいだに10%ほどのひらきがあり、出版社の実績と実力とをはかる数字ともいえますが、契約書に他言すべからずという条項があり、闇の中。
- 従業員数は、業態が多様でちょっとはかりづらいところ。
打率より安打数にこだわったイチロー選手に見習うなら、土曜社も売上高と刊行点数をふやすことに集中すべきかもしれません。
さしあたり、従業員の年間休日数というような勝手な基準をもうけて、日本一をねらおうと企てています。
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当ブログの筆者も、恐るおそる読書遍歴を記入しはじめています。
大学に上がったころにつけていた読書録のキャンパスノートをとっておけばよかったなあと惜しんでみたりしながら、しこしこと楽しい作業です。
自分の読書量や傾向をレコーディングしてみたい方は、読書メーターにぜひ注目してみてください。