土曜文庫
54|勝海舟『氷川清話』
海舟の五輪書であり養生訓ともいうべき書
明治維新から三十余年の長命を保った海舟翁が遺した訓話集。日本海軍の草創から江戸開城までの閲歴、早雲・信玄から西郷・坂本にいたる人物論、気を養い色慾を抑える養生法など、一国の安危を一身に担った歴史の当事者が後進のわれわれに処世の秘訣を物語る。
- 書 名:氷川清話
- 著 者:勝海舟
- 撰 者:吉本襄
- 序 文:徳富蘇峰
- 仕 様:文庫判(148 × 105 × 9.5ミリ)264頁
- 番 号:978-4-907511-48-7
- 初 版:2018年6月28日
- 定 価:895円+税
目 次
序(徳富蘇峰)
はしがき(吉本襄)
一 経歴世変談
二 古今人物談
三 政治経済談
四 外交軍事談
五 時勢歴史談
六 処世修養談
おれはずるい奴だろう。横着だろう。しかしそう急いでも仕方がないから、寝ころんで待つのが第一サ。
はじめて本書の刊行を先生に乞いしや、先生懇ろに語りて曰く「損をしてはならぬから、止めたほうがよかろう」と。
吉本襄(撰者)
吉本襄が来て、新聞に出たコノ方のはなしを集めて、出版したいと言うた。大層困るから、そうさせてもらいたいと言った。勝手にしなさいと言うておいた
勝海舟
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