土曜文庫
55|貝原益軒『養生訓』
養生の術を行い、六十以上の寿域に登るべし
接シテ泄(もら)サズ
1713年の初版以来、日本人が愛読してやまない江戸中期の名著。筑前福岡藩の儒者・貝原益軒が、和漢の古典をひもとき、自身84歳の見聞を加味して日常万般の健康法を説く。「精気をばもらさずして、ただしばしば交接すべし」(接シテ泄サズ)の金言は、あまりにも有名。
- 書 名:養生訓
- 著 者:貝原益軒
- 校 註:貝原守一
- 仕 様:文庫判(148 × 105 × 7.5ミリ)200頁
- 番 号:978-4-907511-58-6
- 初 版:2018年10月17日
- 定 価:895円+税
目 次
養生訓校註の序(貝原守一)
巻第一 総論上
巻第二 総論下
巻第三 飲食上
巻第四 飲食下
飲酒
飲茶(附煙草)
色慾を慎む
巻第五 五官
二便
洗浴
巻第六 病を慎む
医を択ぶ
巻第七 薬を用う
巻第八 老を養う
幼を育う
鍼
灸法
養生訓の後記(貝原益軒)
著 者 略 歴
貝原益軒〈かいばら・えきけん〉江戸前・中期の儒者。1630年11月14日、筑前福岡に生まれる。名は篤信。別号に損軒。薬学を学び、朱子学を奉じた。1714年8月27日歿す。享年85。著書に『黒田家譜』『筑前国続風土記』『大和本草』『慎思録』『大疑録』など。最も読まれた『養生訓』は、最晩年84歳の作である。
貝原守一〈かいばら・もりかず〉医学博士。九州帝国大学助教授。1911年10月30日、大牟田に生まれる。1944年12月24日、陸軍技師としてインドネシア・バンドン防疫研究所へ空路赴任途上、フィリピン・リンガエン付近で敵機の攻撃を受け戦死。享年33。著書に『細菌の歴史』。
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