80|二木謙三『完全営養と玄米食』
二木式健康法の精髄
「白米を食べておると副食物が複雑してくるから、中流以下では収入の六割から七割が食費に消える。玄米にすると二割か三割ですむ。」「昔は親が生米を嚙んでそれを子供に与えたものである。」腹式呼吸と玄米食による二木式健康法の精髄。旧秋田藩医の家にうまれ、みずから虚弱体質を克服し、93歳の長寿に達した免疫学の泰斗による好著。
- 書 名:完全営養と玄米食
- 著 者:二木謙三
- 仕 様:四六判(190 × 129 × 6ミリ)88頁
- 番 号:978-4-907511-95-1
- 初 版:2022年2月3日
- 定 価:999円+税
目 次
- 健康とは?
- 滋養とは何か
- 栄養の良否
- 消化とは?
- 肉食か菜食か
- 完全食
- タンパク質の量
- 脂肪の量
- 含水炭素の量
- カロリーの問題
- 無機物の問題
- 無機分欠乏症
- 無機分を含む食物
- アルカリー問題
- ヴィタミン論
- 賦形質問題
- 水の問題
- 調理の良否
- 白米か玄米か
- 玄米は不消化?
- 咀嚼とフレッチャー主義
- 天然食と調理
- 無機物含有量の比較
- アルカリー分比較
- アルカリー欠乏症
- 適応食
- 肝臓の作用と適応食
- 適応食
- 適応食と国土
- 適応食と地勢
- 適応食と季節
- 野菜の煮方
- 適応食と性
- 適応食と年齢
- 人種による母乳の差
- 明治大帝と御肉食
- 生理的死
- 適応食と職業
- 適応食と体質
- 産褥中の食物
- 病人の適応食
- 年齢と食量
- 食餌の最大限と最少限
- 日本人の完全食と適応食
- 玄米について
- 玄米の二十徳
- 玄米食と国家経済
- 飲用水と歯牙
- ピタゴラスの説
- フーフェラントの説
- ガーレンの説
- セネカの説
- ベーコンの説
- コルナルの説
- ドクトル・フーカーの説
- 日本の古人の戒め
- 三聖の教え
- 肉食と菜食との比較
- トーマス・エジソンの食事
- ドクトル・フィーヨーの説
- 米子警察署の長寿者調査
- フレッチャー主義
- ヒンドへーデの説
- 運動家と菜食
- 玄米食と日本
著 者 略 歴
二木謙三〈ふたき・けんぞう〉細菌学・免疫学者。1873年(明治6)秋田藩医樋口順恭の次男として秋田市に生まれ、幼くして二木家の養子となる。1901年東京帝国大学医科大学を卒業し、東京市立駒込病院に勤務。05年ドイツ留学、ミュンヘン医科大学衛生学教室で細菌学・免疫学を専攻。08年帰朝し駒込病院副院長に就き、東大伝染病研究所や医科大学で研究を続ける。19年駒込病院長、21年から東大教授を兼任する。腹式呼吸、玄米食、完全咀嚼などの二木式健康法を提唱・実践して93歳の長寿に達し、66年(昭和41)没す。
『完全営養と玄米食』取扱店
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