93|福住正兄『二宮翁道歌解』

二宮翁道歌解
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報徳の訓えをこめた道の歌七十五首。『二宮翁夜話』にもおりふし登場する処世の歌を、翁の膝下で謦咳に接した著者による註釈と挿話で味わう。

- 書  名:二宮翁道歌解(にのみやおうどうかかい)

- 著  者:福住正兄

- 仕  様:四六判(190 × 129 × 5ミリ)76頁

- 番  号:978-4-86763-012-9

- 初  版:2023年10月31日

- 定  価:999円+税

著 者 略 歴

福住正兄〈ふくずみ・まさえ〉幕末・明治前期の農政家。二宮尊徳の高弟。1824年(文政7)相模国大住郡片岡村(神奈川県平塚市片岡)の地主・大沢市左衛門の五男に生まれる。45年(弘化2)尊徳の門に入る。やがて箱根湯本の旅館福住楼に養子に入り、報徳思想で家業を再興する。小田原藩校集成館で国学を講じつつ、報徳社の設立など報徳運動を指導した。92年(明治25)没す、寿69歳。著作に『二宮翁夜話』『二宮翁道歌解』『富国捷径』『報徳学内記』など。

土曜社 doyosha [at] gmail.com