94|二宮尊親『報徳分度論』

報徳分度論
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報徳仕法の中心をなす分度の訓え。一家の生計から農村の興廃、国家経綸まで、あらゆる経済を好転しうる、簡素にして強力なる処世の法を尊徳三世の直孫が説く。

- 書  名:報徳分度論(ほうとくぶんどろん)

- 著  者:二宮尊親

- 仕  様:四六判(190 × 129 × 4.1ミリ)60頁

- 番  号:978-4-86763-013-6

- 初  版:2023年10月31日

- 定  価:999円+税

著 者 略 歴

二宮尊親〈にのみや・たかちか〉明治・大正期の北海道開拓者。1855年(安政2)下野国(現・栃木県今市市)に生まれる。祖父・二宮尊徳や父・尊行の遺志を継ぎ、77年(明治10)富田高慶と福島県相馬に興復社をおこす。96年(明治29)同社再建を志し北海道に渡り、十勝の牛首別(豊頃町)に興復社農場を開く。入植十年で開拓の方向を定め、各農家の経営の安定を見とどけ、福島県中村に転住。尊徳遺稿一万冊の整理、「二宮尊徳遺稿」の編集著作に専心。1922年(大正11)没す、寿68歳。

土曜社 doyosha [at] gmail.com