108|大川周明『米英東亞侵略史』
開戦直後のベストセラー
《アングロ・サクソン世界幕府打倒》との対米英戦の意義を明らかにすべく、大川周明博士は、開戦7日目から連続12回のラジオ講演を行い、日本放送協会(NHK)が全国放送した。講演速記を補訂した本書は、翌1942年1月、第一書房から世に出てベストセラーとなった。日米戦争を必至とした世界史の流れを語る一級史料。
- 書 名:米英東亞侵略史
- 著 者:大川周明(法学博士・思想家)
- 仕 様:四六判(190 × 129 × 5.4ミリ)124頁
- 番 号:978-4-86763-038-9
- 初 版:2025年6月30日
- 定 価:1,998円+税
目 次
序(大川周明)
米国東亞侵略史
第 一 日 ペルリ来朝
第 二 日 世界政局の中心舞台
第 三 日 太平洋進出
第 四 日 アメリカの気象と流儀
第 五 日 日米両国の政治的決闘
第 六 日 敵、東より来れば東条
英国東亞侵略史
第 一 日 偉大にして好戦なる国民
第 二 日 東インド会社
第 三 日 帝国の建設
第 四 日 インド統治
第 五 日 支那進出
第 六 日 東洋の新秩序
著 者 略 歴
大川周明〈おおかわ・しゅうめい〉1886年(明治19)山形県酒田に生まれる。法学博士・社会運動家。熊本第五高等学校から東京帝国大学哲学科に進学しインド哲学を学ぶ。1918年から南満洲鉄道東亞経済調査局で調査研究を行う。32年の5・15事件で下獄。また極東国際軍事裁判では民間人唯一のA級戦犯容疑を受ける。『復興亞細亞の諸問題』『日本二千六百年史』『米英東亞侵略史』など著作多数。コーラン全文の翻訳などイスラム研究でも知られる。57年(昭和32)没す、寿71。
正しき支那と蘇れるインドとが、日本と相結んで東洋の新秩序を実現するまで、いかに大なる困難があろうとも、我らは戦いぬかねばなりませぬ
大川周明(法学博士・思想家)
いささかの私見に偏する事なく、厳正なる歴史的事実にもとづいて悪辣執拗なる米英の東亞侵略の経緯を完膚なく暴露して、東亞解放に対する日本の世界的使命を宣揚している
大川周明全集刊行会
土曜社 doyosha [at] gmail.com